とりたてて言うこともない一日でした
天候は穏やかでした。
ぼんやりと過ごしました。
平凡な句が出来ました。
鴉鳴く黄落の杜そよぎなし
家の周りの野山が色づいてきた。
ケヤキは、もう散り始めている。
イチョウだけは、まだ緑が強い。
暖かな日だったが、季節は確実に冬へと動いている。
日の暮れをもみじ葉しばし押し止め
本降りの雨になりました。
このところ乾燥気味でしたので、いいお湿りだと思っていたところでした。
ところが降り過ぎました。
枯葉がつまった雨どいから雫がトタン屋根を敲いて、昨夜は一晩中うるさくて眠れませんでした。
対策を採ろうにもこの雨では・・・。
まして、梯子をかけて、2階の屋根まで上るのは、晴天のときでも歳のせいで、怖くてできません。
オンボロのズボンでも投げかけて音を吸収させるしかないようです。
タントンと脳髄を打つ秋の雨
10月12日に行った時は、栗駒山の上のほうだけで、途中の山々は色づいてもいない状況でした。
ネット上には各種の紅葉情報が出ているが、いまいち、知りたい情報に出会えないもどかしさを感じました。
街道ごとの紅葉情報が出ているといいのですが、そこにうまく出会えないのです。
そこで、これからの人のために昨日走った街道の紅葉情報を提供しておきましょう。
宮城県栗原市花山村から秋田県湯沢市に抜ける国道398、通称湯浜街道
花山湖付近はまだ、湯浜峠から見る栗駒山はもう枯れ葉のくすんだ茶色。
花山峠を抜けて秋田に入ると、付近の紅葉は今日明日には最盛期。
282を須川湖まで走ったが、このあたりは、もう紅葉の最盛期は過ぎて、ものがなしい風景に。
戻って398を小安峡に、街道沿いの紅葉はまだ色づく程度。
泥湯から川原毛地獄を通過して秋の宮に抜ける310はまさに最盛期。
秋の宮に下りてしまうと、紅葉はまだまだ、仙秋ラインも同様でありました。
写真は泥湯付近の紅葉です。
余談ですが、昼飯は秋の宮で、稲庭うどんを食べました。
店員がひとり休んだそうで、待ち時間が長くありました。
BGMにモーツアルトの交響曲39番がかかっていました。
宮本輝の『錦繍』を思い出しました。
あの小説では蔵王が登場したはずだが、紅葉の風景は何処だったのか・・・。
錦なす山容にある翳りかな
今日はいい天気になりそうなので、奥方が紅葉狩りに行くという。
いつもは9時頃に行う散歩を早めにした。
これが凶と出た。
吉と出てもよかっただけに、徒労感が強い。
6時少し前、丁度日の出のとき、財布を拾った。
農道の真ん中に落ちていた。ヴィトンの財布でズシリと重い
散歩の途中で、眼鏡を持っていない。
落とし主の名前をと中身を改めたが、キャッシュカードがあったが、名前が読めない。
現金はほとんどないようだった。ずしりと重かったのは、夜露を吸った結果だったのだろう。
拾った以上、届け出るしかない。
交番などない。駐在所もない。
昔、警察署が国道45号線脇にあった。あすこが、支所だか、支署だかになっているのを思い出す。
奥方の命令は、8時出発。
そこで散歩は、20分歩いて、折り返す、40分コースを取ることに決めていた。
警察まで歩くとなると、往復で70分はかかる。市民の務めを果たすのも大仕事だ。
大仕事でも、拾った財布を投げ捨てるわけにもいかないから、届けるしかない。
当番の警官は、警察学校を出たばかりと思われる少年ぽい男の子であった。
結局、現金は1201円入っていた。プリクラ写真も入っていたので、高校生が落としたように思った。
警察には届けないで、キャッシュカードの失効届だけ出すだろう。
落とし主がわかった場合と分からなかった場合の二つのケースで私に発生する権利を丁寧に説明しようとする。
120000円ならともかく、今日の場合は、時間が一番貴重である。
「権利放棄します」と言い置いて、急いで帰ってきた。
6ヵ月後国庫が潤うことになるだろう。財政難の折、貴重な財源となるに違いない。
奥方から、厳しいお叱りがあったのは、申すまでもない。
で、結局、この場合、落とし主も拾い主も事務処理をしなくてはならなかった警官も、得することは何もなかった。
「三方一両損」なら、救いは十分あるが・・・。
「芝浜」だったなら・・・。
こんどは、大金を拾いたい。
難儀やな秋大空に日が昇る
このブログも昨日の記事で1000タイトルに達しました。
2004年11月19日が最初だったように記憶しています。
自分で自分の最初の記事が検索できないのですが、まもなく、まる3年になりましょうか。
印刷媒体ではないので、直接的なゴミは発生させていないと言い切れるでしょうか、
ゴミのような記事ばかり垂れ流してきたように思います。
最初は「フリーライブラリアンのフリートーク」というサブタイトルが付いていました。
今は「徘徊老人の俳諧日誌」というサブタイトルが付いています。
私にはとっては大きな大きな変更でした。
想像さえもしなかった一大事が発生した結果です。
ライフワークにしていくつもりだった図書館を応援するチームからも脱落してしまいました。
このブログも社会性を失い、孤独な老人がいだく面白くもない「つぶやき」に終始するようになりました。これでは、何の意味もないかもしれません。でも、この「つぶやき」だけが、私を支えるたったひとつの杖になっているようであります。
今後も、つまらない「つぶやき」と俳句とおぼしき五七五の言葉を吐き続けてまいります。
気が向いたときに、ご覧いただければありがたいと思います。
落葉には落葉の定めありにけり
奥方がSLを見に行くと言う。
妹の孫が汽車好きなのだ。
先だって陸羽東線を走ったときも見に行った。
今回は、乗車券を申し込んだそうだが、外れたといっていた。
だからてっきり、その妹たちと行くものだと思って、妹の家の方へ車を走らせていたら、方向が違うと言う。
なんと単独で見に行くと言うのだ。
何をどうしたというのだろうか。頭の具合がおかしくなったのか?
随分驚かされたが、こんなときには、決して逆らってはいけない。
奥方あっての私なのである。
沿線の撮影ポイントは、通過40分前だというのにもう三脚の列。
一番いい場所は、早朝から並んだのであろう。
それでも見物場所には、まだまだ空があった。
どの車にも数人以上乗って、列車の到着を待っている。
思いのほか、子どもは少ない。
肝心のSLは、平坦地のためか煙がごく僅かで迫力に欠けた。
煤煙の匂いも、おりから強風に反対側に吹き飛ばされたのか全くしない。
こんなもの、なんで奥方さまは見たいといったのであろうか。
この世での見納めだと思ったのであろうか。
SLを見送るススキ茎高し
解決しました。マニュアルを見ない馬鹿なわたしらしい失敗でした。
装着は、地面に水平にしなくてはならないのでした。
斜めもしくは垂直に装着していたための失敗でした。
テストを3回、それも100歩単位で行ったので、今後は正確な数値を出してくれるでしょう。
ちなみに今日は20000歩を越えそうです。
老人とカラスだけ居る秋野原
血糖値との戦いに勝利すべく、本格的に「歩く」ことにした。
まだ、腰は完全ではないが、正しく歩けば、腰痛にもいい筈。
いい天気だったので、2時間歩いた。1時間半+30分。
ところが、万歩計は2832歩しか出ていない。
1分60歩を少し割り引いて、1分50歩としても,2時間=120分だから
120×50=6000
6000歩は出なくては・・・。計算あってる??
どこに、どのように付けるべきなのか。
ジャージのズボンの右側のポケットに挟んでいたのだが・・・。
一度テストして、まあ正確に出ているかなと思っていたのだが・・・。
器具によって違うから、自分でテストを繰り返して、正しい装着法を会得するほかないのだろうが・・・。
どなたか、アドバイスありましたら・・・。
秋の日の釣瓶落しや万歩計
血糖値との戦いに負けてしまいました。
皮膚科での血液チェックで、血糖値異常が分かったので、きょう精密検査を受けました。
今日までの間、食べ物に気を遣い、ウォーキングをほぼ毎日して、3週間強を過ごしたので、勝算は十分にあったのですが、負けてしまいました。医者の言うには、立派な「糖尿病」ですと。
ただ、薬を処方するかどうか、迷っていたくらいですから(血液検査の結果が出るまで処方しないことになった)、軽症であるのは、確かでしょう。
こうなった原因には、
1.定期検査を受けていた病院の閉鎖
2.腰痛で運動を2ヶ月近くしなかったこと
3.定期検査で2年以上、問題がなかったことで油断したこと
が挙げられます。
できれば、食事と運動だけで、薬を使わずにすましたいのですが、なんだか医者は、投薬したいような気でいるようです。
病院の待合室の栗の毬
わが庭に通草が自生している。
昨年、東京から客が見つけるまで、誰も知らなかった。
今年も同じところにたくさんの実をなした。
気づくのが遅く、紫色は既に褪色し、色艶のない干からびた実で完全に割れていた。
10個ほど採って、東京へ送ってやった。食して喜ぶこともないだろうが、田舎を感じてはくれるだろう。
生垣に隠れてあけび鈴なりに
ただ歩くだけでは飽きが来る。
コースに変化を持たせるなどしても、すぐ飽きてしまう。
凡人は悲しい。
万歩計を購入して、歩いた歩数を記録するようにしてみた。
飽きることは、飽きるのだが、歩かないと万歩計に投資した金が無駄になる。
貧乏人には、これが一番効く。
万歩計購入後は、留守をした3日間を除いては毎日歩いている。
その万歩計で「しっかり歩数」「しっかり歩行時間」「消費カロリー」「脂肪燃焼量」が分かる。
例によってマニュアルなんて読まないから、最初のころは歩いた歩数だけしか気にしていなかった。
暇になったとき、万歩計を触っていて、表示切替ボタンに気が付いた。
そして「しっかり」の計数がゼロになっているのに気が付き、これはいったい何なのだろうと思った。
そこで、初めてマニュアルを読んだ。
1.毎分60歩以上歩くこと
2.連続して10分以上歩くこと
この2つの条件を充たした歩きが「しっかり歩数」としてカウントされるのだった。
7日間遡れるメモリ機能があった。
そこを調べると、「しっかり歩数」は、ほんの僅かな数値しか出ていない。最初の頃はゼロだった。
ダラダラ歩いていたのでは、どうやら運動にはならないらしい。
脂肪も燃焼できないらしい。
とすれば、血糖値も下がらないか。
今日は、散歩にもいい天気であった。
「しっかり」と歩いてみた。
10,343歩
7,569しっかり歩 しっかり歩行時間72分
消費カロリー 218kcal
脂肪燃焼量 15.2g
と出た。消費カロリーが少ないのは意外だ。疲れてお腹がすいたわりには・・・。
角曲がる先から香る金木犀
気を散じるために遠くの山に紅葉を見に行きました。
到着地点の紅葉は、まずまずでしたが、道中はまだまだでございました。
10日ほどは早いようでございます。
白濁の野風呂冷たき山紅葉
検索窓に栗駒山荘とご入力ください。そこのHPの新着情報の頁に紅葉の写真がございます。私が観た景色と同じです。自分でもカメラにおさめたのですが、アップするのが面倒になりました。他人のふんどしで相撲を取ることにいたしました。日本相撲協会も許してくれるでしょう。
血糖値の検査日に備えて散歩を再開した。
まもなく日が落ちようとするころになって、思い立った。
いつも会う老犬と老婆のコンビに出会った。
犬が老婆をいたわっているようである。
黒犬と老婆に出会う秋日暮れ
3日間東京にいた。
天気だけは、よかった。
悩みの根源は、より深刻になったと言えるが、手を拱いているほかない。
サークル仲間が、また一人逝っていた。
同期で3人目だ。前後3年の学年は全員健在なのに・・・。
東京を離れる時間まで、同行していた妻は、浅草や巣鴨に厄除けに行った。
私は、秋葉原で無線LANの精度を上げる機器を探してきた。
(精度はあがって、LANが切れることはなくなったが、もちろん厄除けにはならない)
余った時間を大型書店で過ごした。
「厄除け詩集」を購入した。前に持っていたように思うのだが、所在がわからなくなっていた本だ。
北上する列車の中で読みきった。
人口膾炙しすぎている憾みがあるが、「勧酒」が一番胸に来た。
勧君金屈巵 この杯を受けてくれ
満酌不須辞 どうぞなみなみ注がしておくれ
花発多風雨 花に嵐の譬えもあるぞ
人生足別離 「さよなら」だけが人生だ
もとの訳はカタカナ表記、漢字は「受」「人生」だけ。
読みづらいので勝手ながらひらかなと漢字表記にした。
人生足別離 この足は、満足という意味なのだろうか、それとも一行前の多と同義だろうか。
そこにこだわることで、現実から別離していたい。
北帰する車窓に墓地の曼珠沙華
稲を刈り取った後の切り株に青い芽が出ている。
光の加減で、美しい幾何学模様に見えるときがある。
何とか句にならないか散歩を続けながら考える。
3日くらい試みても、どうしようもない。
諦めようかと思っていると、不図、去年も同じようなことがあったような気がしてきた。
だんだん記憶が戻ってきているような気がしている。
と、ようやくに、記憶が焦点を結んで、「ひつじ」という季語を思い出した。
そうして、その漢字表記が分からずに、当時の「わくわくふわく」様にだったでしょうか、教えていただいたのに、うまくできないままになっていたことにも気付いた。マダラボケのうちでも記憶が残っている部分が活躍したのだろう。
IMEパッドで字母は見つかるのにココログ上に反映できないのだ。
Vista搭載パソコンの出番かと期待したところ、現在無線ランの電波状態が悪く使用できない。
電波状態のいいときに試みてみよう。覚えていれば。(明日から3日間ブログ休みます。野暮用で出かけます)
ひつじ田や棒の如くに孤鷺立つ
今日はいい天気で、暖かい日でした。
車の中で、お買い物に行ったまま、なかなかお帰りにならない奥さまをお待ちしておりました。
車内は暖かすぎました。
窓を全開にして腕を外に出していると、赤とんぼが飛んできて指先にとまりました。
赤とんぼ我が指先を動かざる
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