御七夜
わたしには、年代の所為か、個人の性質か、日本の伝統を軽んずるようなところがある。
風習・習慣や行事・祭事の軽視が、それである。
その風習等にまつわる非科学性とか、権威主義とか、土着性などを胡散臭く思う、そんな気性のせいである。
この歳になると、そんな気持ちも薄らいで、楽しめるものは楽しもうという気になっているが、昔どおりに、行うのは
とても面倒で、やらない。正月さへほとんど祀らない。次世代へ申し訳ないという気分になることもある。
今日は、配偶者が、妹の娘の長男の御七夜に呼ばれて出かけていた。
この風習は、知らない。祝ったことが、あるのか、ないのかもわからない。記憶がないのだ。
自分の息子のときは、「食い初め」と御餅を背中に背負って歩かせる行事ー名称はあるのかどうかも知らないー
をした記憶がある。これらは、全部、いま住んでいるところの風習で、わたしが育った土地に、こんな風習があったかどうかは、知らない。なにしろ戦争の最中である。それどころでは、なかったのかも知れない。
ところで、テレビで、今日の運勢など放送し始めたのはいつのころからだろうか。週刊誌の片隅に載って、暇つぶしに見るものだと思うのだが、時代は変わった。
春の暮れ 赤飯提げて 妻返る

最近のコメント